【ゲーム】刑事ハロルド（シーズン１）

　海外ドラマが好きだ。
　と、いうかここ最近国産のもので見ているのといえば、CS『時代劇チャンネル』の何かかアニメくらいじゃないだろうか。
　間違ってもKやCの国のじゃなく。
　中でも好きなのは『ＣＳＩ：科学捜査班』『コールドケース』『クリミナルマインド』あたりと『刑事マードックの事件簿』など。
　クライムサスペンスでも、ロジック寄りな方が好き。
　このあたりのドラマを見られるようになったのが、ＴＶ新調して良かったなぁ、と思うところだったりする。


　で、タイトルに戻る。
『J.B.ハロルド』のシリーズは古いＡＤＶで、当時まだ子供だった私は解ったような解ってないような頭で、それでもこの渋い雰囲気にハマっていた記憶がある。
　当時はMSX2版でやっていたが、iPhoneアプリに上がっているのを見つけてDL。とりあえず『殺人倶楽部』をDLして解決したあと、『マンハッタン・レクイエム』と『D.C.コネクション』もDL。
『殺意の接吻』はとりあえずパス。
『ブルー・シカゴ・ブルース』とか携帯配信されてたシリーズもリリースされるのかなぁ……『シカゴ』は結局自分の中では未解決だから特にやり直したい。
（未解決なのは積みゲーだったのではなく、『シカゴ』のシステムがコマンド選択ごとに時間経過するものだったため、解決に至れなかったため）

　当時と違い、最近のクライムサスペンスにどっぷりハマった今の視点で当時の話を追うと……
　証拠品についてロクなデータが取れないとか、テキストの誤字とか、気になる所は多少あるものの、やっぱりこの世界観が良い。
（鑑識には苦言を呈したいけど、現代の科学捜査で『殺人倶楽部』事件を見直すと、彼の正体は一発でバレてしまうし、そこはまあ目を瞑るべきか）
　足で稼ぐ、との通り証言をひとつひとつ拾い集め、証拠品をさらい、真相を解き明かしてゆく。コマンド総当たりなのだがその過程の末に容疑者が証言をはじめ、真犯人が自供に至るこのプロセスは地味ながら味わい深い。

　子供時分とは違って、読み物として浸れる。
　美麗になったグラフィックも然り。



　iPhoneでもPSPでも、こういうレトロゲームを復刻してくれるのは実に嬉しい。
『フリートコマンダー２（MSX2）』が出たら歓喜するけど……無理かなあ。
　他には『ディーヴァ』を現行機で。PS3、Xbox、DS、PSP、iPhone（iOS）、Android携帯、Windows……で７機種。無茶？
　それならPSPアーカイブスで『ブレイズ＆ブレイド』を。アドホック対応で４人パーティ可能にして。Ｔ＆Ｅ作品の復刻もされたら嬉しいなあ。


　などと、無謀な願望を夢想する懐古主義（苦笑